28日午後6時ごろ、愛知県豊橋市野黒町の市道交差点で、乗用車とマイクロバスが衝突し、バスが横転した。乗客のインドネシア国籍の男性派遣社員エラン・セピアワンさん(28)が死亡した。消防によると、このほか12人が救急搬送された。1人が頭を打ち、11人は軽傷とみられる。
豊橋署によると、バスには日本人の運転手と外国籍を含む乗客計18人が乗っていたという。乗用車は市内の無職女性(51)が運転していた。交差点に信号はなく、乗用車が一方通行の道を逆走していたとみられる。現場は豊橋駅の南約400メートルの住宅街の一角。
近くに住む80代女性は夕食の準備中に衝突音を聞いた。「ガッシャーンというものすごい音で驚いた。バスが横倒しになって、乗用車も前の部品が吹っ飛んでいた」と話す。
現場から30メートルほど離れた事務所兼自宅にいた男性(72)は、鉄骨を落としたような大きな衝撃音を聞き、外に飛び出した。「2~3カ月に1回ぐらい事故がある場所だが、まさかマイクロバスが横倒しになっているなんて」と話した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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