岡山県備前市が市立小中学校の給食費などの無償化の対象を、世帯全員がマイナンバーカードを取得した児童らに限る方針を示し、市民の間に反発が広がっている。市民有志が30日、約4万筆の反対署名が集まっている状況を市に伝えた。
市は昨年末、数年前から無償にしていた保育園やこども園の保育料に加え、今年度始めた市立小中学校の給食費と学用品費の無償化について、新年度からは世帯全員のマイナンバーカードの取得を条件とする方針を保護者らに伝えた。
住民の間で「教育の機会均等に反し、新たな差別を生む」「カード取得の強制につながる」との声が上がり、市民有志が今月15日から方針撤回を求める署名活動を始めていた。
この日、呼びかけ人ら5人が…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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