西堀岳路
福島県いわき市は23日、市民のマイナンバーカードに、他人の公金受取口座の情報を登録するミスが1件があったと発表した。4月7日に本庁舎の支援窓口を訪れた市民のカードがマイナポイントを取得できるよう手続きをした際、担当者が端末のログアウト操作を忘れたため、次に手続きした市民の口座情報が登録されてしまったという。
市によると、先にポイント取得を手続きした市民の口座番号のデータ枠が未登録で空いていており、ログアウトしなかったために次の人の情報が入ってしまったとみられる。先の市民が自分の口座情報を登録しようとして発覚した。市は4月11までに、双方の口座情報を正しく登録し直した。
ミスは4月の発生だったが、同様のミスがあれば報告するよう求めた国の通知が5月23日にあり、公表したという。ログアウトを忘れたのは単純ミスで、市は担当者の再教育などで再発防止に努めるとしている。(西堀岳路)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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