回転すし店で無銭飲食したとして、福岡県警南署は17日、住所不定の自営業の男(58)と、住所不詳のアルバイトの男(49)=すべて自称=を詐欺の疑いで現行犯逮捕し、発表した。2人は互いに「相手におごってもらうつもりだった」と話し、容疑を否認しているという。
署によると、2人は17日午後1時40分ごろから午後2時ごろ、福岡市南区大楠1丁目の回転すし店で、マグロ、あぶりチーズサーモン、生タコ、赤貝、イカ、あぶりエビチーズ、漬けマグロ、アジといったすしなどを9皿(計990円分)を食べた。食べ終えると、会計をするそぶりをしたが、実際にはレジで代金を支払わずに店を出た疑いがある。
この店から署に「5月中旬ごろから、2人組の男に数回、食い逃げされている」と、事前に相談があった。逮捕当日は、署員が店内の防犯カメラの映像を確認に来ていた際に、たまたま2人が来店したという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル