東京・豊洲市場で5日、令和として初めてとなる初競りが行われた。景気づけの「ご祝儀値」のつく傾向の高いクロマグロでは、1匹の落札価格で1億9320万円(1キロ当たり70万円)がついた。記録の残る1999年以降では昨年の3億3360万円に次ぐ2番目の高値となった。
「マグロ大王」の異名を持つ木村清さん(67)が率いるすしチェーン「すしざんまい」(全国57店)を展開するつきじ喜代村が落札した。木村社長は「私はマグロが大好きだから、おいしいマグロを全国のみなさんに食べていただきたい」と威勢良く話す一方で「やっぱりナナマル(1キロ当たり70万円)は高いよね」と本音もポロリ。
それでも今年も最高値で落札した理由として「築地がね、大好きなの。今年は東京オリンピックでしょ。選手村から築地は近い。試合が終わったら築地にきて、おすしを食べてもらいたい」と鼻息荒くまくし立てていた。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース