マスク「代引きで送ります」と不審メール　島根県警が注意呼び掛け（中国新聞デジタル）

　新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの入手が難しくなっていることに便乗し、マスクの代引き販売を持ち掛ける不審なメールが島根県西部の50代男性に届いた。似たようなメールが増える可能性があるとして、島根県警などが注意を呼び掛けている。

　島根県消費者センターによると、2月下旬ごろ、男性の携帯電話のメールに「マスクを販売します。50枚入り3箱1万2千円の商品を代引きで送ります」などと届いたという。男性は身に覚えがなく「注文はしていない」などと返信。26日に同センターに相談した。田辺和佳子所長は「心当たりのないメールには返信せず、万が一、商品が届いた場合は受け取りを拒否してほしい」とする。

　県警も会員制交流サイト（SNS）などで注意を呼び掛け。生活安全企画課安全まちづくり推進室山本達也室長は「今後拡大する可能性は十分あるので、不審なメールや電話には注意を」と話している。