「マスクを着けたまま参拝してもいいの?」「手水(ちょうず)舎が使えない」「鈴緒がない」――。
新型コロナウイルスの感染防止対策で各地の神社の様子が変わり、初詣で戸惑うことがあるかもしれない。そこで、創祀(そうし)1900年を超えるとされる熱田神宮(名古屋市熱田区)に「お参りの作法」を聞いてみた。
拡大する熱田神宮の鳥居と境内。来年の正月は例年約200あった境内露店を中止する=名古屋市熱田区
「神社ごとに境内の規模や状況も様々で、対策や考え方も色々。それを踏まえた上で、一つの参考にしていただけたら」と、回答を寄せてくれた。
コロナ禍の初詣にまつわるQ&A
質問(Q)マスクを着けたまま参拝すると、神様に失礼になるのでしょうか。お参りする時だけ外した方が良いのでしょうか?
回答(A)今の世情ではやむなし
「普段であれば、目上の方のお宅に伺い年始のあいさつをする際に、マスクはもちろん手袋・コート・マフラーなど当然着用は致しません。神様に対しても同様です。しかし、今の世情ではマスクをしたまま参拝されることはやむを得ません」
拡大する三種の神器の一つ「草薙神剣」をまつる熱田神宮。分散参拝を呼びかけている
Q 手水舎が使用不可でした。こまめに手指消毒しているので、そのままお参りして構いませんか?
A 消毒は手水に当たらず
「参拝前に手を清めるのは大切…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル