戸田拓
道行く人が皆マスクを着け、人が集まるイベントは軒並み中止に。誰もが苦難に直面したこの2年間の景色を後世に伝えようと、北海道滝川市が広報誌で市民参加型企画「コロナ禍の記憶」を行う。
北海道で新型コロナウイルス感染症患者が確認された2020年1月以降に市内でスマホやデジカメなどで撮影された写真を募集し、「広報たきかわ」来年3月号に特設ページを設ける。飼い猫の写真など、コロナと直接関係ない画像でもOKという。
市の広報誌「広報たきかわ」では2年前から市民の写真投稿コーナー「みんなの写真館」を開設。徐々に投稿数が増えてきたため、今回拡大企画を行うことにした。市広報広聴係の村沢由香里主任主事は「この期間に広報が取材に行けなかったできごとなどをお寄せいただけるとありがたいが、コロナ禍の中でのふだんの生活がどうだったかも後から見てわかるように、街の記憶を残すことができれば」と狙いを話す。
来年1月31日締め切り。それまでに市内で撮影された画像であれば、市民以外の応募も可能。市の公式サイトのフォームから画像を送れるほか、インスタグラム(@takikawa_photo)、公式LINEからも投稿できる。問い合わせは滝川市広報広聴係(0125・28・8005)へ。(戸田拓)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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