中国新聞は、マツダの創立100年に合わせてホームページ「中国新聞デジタル」でマツダ車の人気投票「歴代モデル総選挙」を実施した。1位に輝いたのは小型オープンスポーツカーのロードスター。上位にはマツダの象徴であるロータリーエンジン(RE)搭載のスポーツカーが並んだ。投票と共に、各モデルへの思いをつづったコメントも多数寄せられた。マツダで魅力発信を担う山本修弘ロードスターアンバサダー(65)の談話とともに紹介する。
昨年12月下旬からことし2月末まで投票を受け付け、47都道府県から1510票が集まった。トップのロードスターは287票を獲得。昨年発売から30周年を迎え、10月に広島県三次市であった記念イベントには全国から2100台が集まった。世界中に愛好家グループがある「愛される車」が得票にも反映された。
2位は、世界で初めてロータリーエンジン(RE)を積んだコスモスポーツで235票。「ロータリー四十七士」と呼ばれた47人の若手技術者たちのエンジン開発ストーリーを思い浮かべる人も多いだろう。
3位もRE車のRX―7だった。78年にリトラクタブル(格納型)ライトを備えた斬新なスタイルで登場。マツダのスポーツカーと言えば「セブン」を挙げる人はいまだ多いようだ。
4位は80年発売の「ファミリア」。上位にスポーツカーがずらりと並ぶ中、ファミリーカーの存在をアピールした。「子供のころ家族の車だった」という投票も多かった。5位は70年代に自動車レースで活躍したサバンナ。トップ5には懐かしい名前が並んだ。
今世紀の車の最上位は6位のRX―8。生産終了から8年近くたつが、今でも大切に走らせている人が多い。マツダが近年力を入れるスポーツタイプ多目的車(SUV)ではCX―5が7位に入った。12年に発売され、今のマツダを代表する1台に成長した。
中国新聞社
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース