マツダが今年発売した主力の小型車マツダ3が今月、海外の賞を相次いで受賞している。中国とタイで、最も優れた車を選ぶカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。走りの良さやデザインが各地で評価されている。
中国のカー・オブ・ザ・イヤーは同社初の受賞となった。昨年10月から今年9月に同国で発売された194車が対象。自動車ジャーナリストたち38人の審査で、走行性能やデザインが認められたという。マツダ3は南京市の工場で生産し、9月に発売した。
タイのカー・オブ・ザ・イヤーは、昨年10月から今年9月に同国で発売された現地生産車が対象。マツダ3は5月からタイの工場で量産している。同社の受賞は2016年の小型スポーツタイプ多目的車(SUV)CX―3以来、2回目。
マツダ3は今月、30カ国以上の女性自動車ジャーナリストが選ぶ「ウィメンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」の最高賞とファミリーカー部門賞も獲得した。安全性や収納、運転のしやすさなどを基準に審査を受けた。最高賞は初めて。日本カー・オブ・ザ・イヤーでも7日、候補35車の中から最終選考会に進む10車に選ばれた。12月6日に決まる。(山本和明)
中国新聞社
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