マニアの大量採集で激減、奄美のクワガタ 今も続く密猟

 鹿児島県・奄美群島の請島(瀬戸内町)だけに生息し、絶滅の恐れがある昆虫がいる。希少種のウケジママルバネクワガタ。希少種の減少要因は生息地の開発が一般的だが、この虫の場合はマニアによる大量採集だ。環境省や町、島民はパトロールや入山規制などで保護に力を入れつつ、「捕ってはいけないと広く知ってもらい、監視の目を強めたい」と訴える。

 パトロールを兼ねた環境省の生息調査に9月中旬、同行した。

 「良い木がたくさんある。絶対にいますよ!」

 夜の森に入ると、案内役の同省…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment