札幌で開催される2020年東京五輪のマラソンと競歩について、コースや日程などの課題を話し合う実務者協議が18日、札幌市であった。大会組織委員会は、「大通公園」(同市中央区)を発着点とする案を提示し、北海道や市と基本合意した。変更が検討された男子マラソンなどの日程は、引き続き協議する。
組織委、市、道の担当者による協議は2回目。組織委によると、この日の協議で発着点については合意。大通公園発着とすることで、機材などを置くスペースや仮設の設備を集約できるという。
マラソンは、8月に開催されている北海道マラソンのコースをベースに、日陰の少ない往復13キロの直線道路を外し、市中心部を2周する案が軸だが、大会関係者によると、国際陸上競技連盟が8周程度の周回案も示しているという。競歩は、札幌駅前通を往復する1キロコース、2キロコースの周回案をもとに準備を進める。
日程も、国際オリンピック委員会(IOC)などと協議していく。大会関係者によると、組織委は来年7月31日~8月9日の計5日間の従来通りの日程を軸に検討を進めているが、国際陸連は日程を集中させる案を提案しており、継続した議論が必要と判断した。
組織委は地元や関係団体との協…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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