マレーシアから釧路へ アイヌ語の響きに導かれた宣教師

 マレーシア出身のキリスト教宣教師、マシュー・チン・メイ・マンさん(31)が昨年5月から北海道釧路市の教会に勤め、アイヌ語を学んでいる。27の民族が暮らしているというサラワク州(ボルネオ島)の出身。アイヌ語の言葉の響きにひかれ、アイヌ民族に心を寄せる。

 マレーシアで神学生だったころ、北海道で宣教師をしていた台湾人の友人からアイヌ民族のことを聞いた。興味を持ちネットで検索し、口承の叙事詩「ユーカラ」を耳にして心を奪われた。

 「おばあちゃんが孫に話すよう…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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