マンホールのふた、いかが? 3千円からの入札方式、持ち帰りが条件

 使用済みマンホールのふたはいかが?愛知県豊橋市上下水道局が、役割を終えたマンホールのふたを1枚3千円から売りに出している。購入方法は「入札方式」で、最も高い購入希望金額を示した人が手にできるという。17日まで。

 販売するのは直径60センチと同30センチの計10枚。いずれも鋳鉄製で、このうち8枚は市制90周年を記念し、1996年に設置が始まった「デザインマンホール」のふたで、国際貿易港「三河港」を中心に「人・緑・港・街」が描かれている。75年製造のものも販売する。

 4回目の販売だが、今回初めて入札方式を導入した。入札により適正価格で売り、お金を下水道事業に生かすのが狙いという。昨年度までは一律3千円で売り、応募多数の場合は抽選だった。デザインマンホールは毎回完売するほど人気で、1枚に申し込みが25件あったふたもあるという。

 下水道整備課主幹の原田貴さん(53)は、「下水道やマンホールを知っていただく機会になれば」。購入希望者は上下水道局ホームページ(HP)からメール、またはHP上の申込書を郵送か持参する。自ら持ち帰ることができる人が購入条件。問い合わせは、下水道整備課(0532・51・2770)へ。(戸村登)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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