防衛省の深沢雅貴官房審議官らは5日、政府が地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備に向け、陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)を「適地」とした調査結果について計9カ所の数値に誤りがあったと明らかにした。同演習場を配備候補地とする根拠が揺らぐ可能性がある。秋田県議会の全員協議会で説明した。
調査結果では、同演習場の代わりに配備できる場所がないか、東北地方にある18カ所の国有林などと、陸自弘前演習場(青森県弘前市)の計19カ所を検討したものの、レーダーを遮蔽する山があるなどとして「不適だ」としていた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース