神戸市中央区の兵庫県立美術館で3日、「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」(朝日新聞社など主催)が開幕した。テキスタイルや家具、絵画作品から構想中の建築模型まで、25周年を迎えるファッションブランドの仕事をさまざまな角度から紹介している。
設立当初から最新作までの400着以上が四方の壁を埋め尽くす「洋服の森」は、流行や大量消費とは一線を画した服づくりの理念を見せて圧巻だ。愛用者のエピソードとともに展示された洋服の数々は、持ち主の人生に寄り添うデザインの魅力を感じさせる。
11月8日まで。事前予約制、一般1400円など。(田中ゑれ奈)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル