野村周平
東京オリンピックの公式マスコット「ミライトワ」と、パラリンピックの公式マスコット「ソメイティ」が5日、国立競技場であった東京パラの閉会式にそろって出演した。
オリンピック・パラリンピックを通じて、開閉会式には初めての登場だった。各国・地域の旗手入場の締めくくりにポップな音楽とともにダンスをしながら登場し、選手たちを盛り上げた。
ミライトワとソメイティは大会グッズでぬいぐるみが発売されており、ソメイティは競技会場で踊ったり愛想をふりまいたりしていた。しかし、これまで開閉会式で出番がなく、その理由について大会組織委員会の幹部は記者会見で「メダルセレモニーの際の花束にマスコットの人形がついていて、日々活躍している」などと、答えを濁していた。最後の締めくくりでの「サプライズ」登場となった。
マスコットのデザインは小学生の投票で決まった。五輪のミライトワは「未来」と「永遠(とわ)」をつなげ、パラのソメイティは桜の「ソメイヨシノ」と英語の「so mighty(非常に力強い)」を掛け合わせて名付けられていた。(野村周平)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル