メイク用品が売れなくてもいい? 美容ライターの本音は

 新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちのくらしや社会を大きく変えました。直面する不安に、どう向き合い、乗り越えていけばいいのか。美容ライターの長田杏奈さん(42)に聞きました。

「義務」から解放される機会

 新型コロナの影響で、化粧品が売れなくなっているそうです。売り上げが落ちた商品のランキングには、口紅やファンデーションなど、メイク用品がずらりと並んでいました。在宅で過ごす人が増えたことも理由の一つでしょう。

 私は美容ライターをなりわいにしていますが、そうした現状を「それはそれでいいんじゃないかな」って実は思っているんです。

 おさだ・あんな 美容ライター。女性誌やウェブで美容の記事を手がける。昨年出版の著書「美容は自尊心の筋トレ」が反響を呼ぶ。今年5月出版の雑誌エトセトラ第3号「私の私による私のための身体」で責任編集を務めた。近刊に「あなたは美しい。その証拠を今からぼくたちが見せよう。」。

 女性はこれまで年齢やルックス…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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