老舗洋菓子メーカー「モロゾフ」(神戸市東灘区)は1日、三宮センター街(同市中央区)内の店舗を「神戸本店」としてリニューアルオープンした。同店の大幅な改修は30年ぶり。県産品を使用した限定商品もあり、「神戸らしさ」を強調した店舗となっている。
センター街の店舗は昭和46年の開店以来親しまれてきたが、阪神大震災で同社工場や本社が被災した。経営改善を進める中、同店は平成元年以降大幅な改修が行われておらず、今年7月から改修に着手。同社で初めて「本店」を冠した旗艦店として再出発した。
神戸本店のテーマは「モロゾフの伝統と革新、そして神戸らしさ」。重さ21キロのチョコレートが24時間流れ続ける「チョコレートの滝」や、木の葉菓子「ファヤージュ」に見立てた動く彫刻が彩る店内では、県産牛乳を使った「こだわりミルクのカスタードプリン」(378円)や県産小麦を使った「神戸チーズケーキ」(130円)といった限定商品が楽しめる。
1日の内覧会では同社の山口信二社長があいさつ。「モロゾフは神戸の地に生まれ育てられた。全国、海外へ心をつなぐスイーツを発信したい」と意気込んだ。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment