甲斐江里子
ユニクロで大量の商品を万引きしたとして、大阪府警は28日、31~42歳のベトナム人の女3人を窃盗の疑いで再逮捕し、発表した。2人は容疑を認め、「日本のユニクロで何度も万引きした」などと供述。1人は「服を見ていただけ」と否認しているという。ユニクロの商品はベトナム国内で人気があるといい、府警は盗んだ商品をベトナムで売却していたとみている。
発表によると、3人は2月1日昼、大阪市鶴見区鶴見4丁目の「ユニクロイオンモール鶴見緑地店」で、ブラジャー37着(販売価格計約8万4千円)を盗んだ疑いがある。3人は2月6日に京都市山科区のユニクロでパーカ15点(同約4万4千円)を盗んだとして、起訴されている。
府警によると、店の防犯カメラの映像などから、他に男1人が関与した疑いがあるが、現場から逃走している。女らは実行役、店員や客からの目隠し役、見張り役に役割分担。店内で手提げバッグに商品を詰め、店外で大型のスーツケースに入れ替えていたという。
大阪府と京都府のユニクロでは、今年1月8日以降、ほかに12件の大量の万引き被害(総額約514万円)が発生。うち少なくとも6件(被害総額約273万円)に女3人が関わったと大阪府警はみている。(甲斐江里子)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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