テンションが上がる状態を意味する「あげみざわ」などの独特な表現で若者らに人気のユーチューバー、kemio(24)が、音楽配信サービス「Spotify(スポティファイ)」でゲストとトークを繰り広げるポッドキャスト番組を始める。「鼓膜を破る系ではなくて、鼓膜を癒やすタイプ」「月にお願いごとしちゃう」――。リモート取材に応じ、「けみお語」を交えながら意気込みなどを語った。
番組は「kemioの耳そうじクラブ」で、20日から毎週定期的に配信。自身で考えたというタイトルには「新鮮な情報で耳がクリーンになれば」という意味を込めた。
高校時代に動画アプリのVineへの投稿で注目を集め、いまやユーチューブのチャンネル登録者数は180万人超。ハイテンションで、表情豊かな動画で注目を集めた人気者が、今回飛び込んだのは音声中心のメディアだった。もともとポッドキャストやラジオの番組は身近な存在だったという。中学時代は音楽をカセットテープで聴いており、そのレコーダーにラジオがついていた。「面白半分でダイヤルを合わせて流しっぱなしにしていたんです。それぐらいしかやることがなかったので」と振り返る。
現在生活の拠点を置くのは米・…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル