琵琶湖を自転車で一周する「ビワイチ」。人気が広がるなか、バイクに乗るライダーたちにも観光に来てもらおうと、コロナ禍に苦しむ飲食店主が、琵琶湖一周のスタンプラリーイベント「びわツー」を企画した。滋賀県や彦根市も後援して17日に始まり、最初の出発の際、バイクで初めて北極点と南極点に到達した冒険家・風間深志さんがスタートフラッグを振った。
17日のお昼過ぎ。スタンプラリーの地点になっている日本料理店「魚清(うおせい)」(彦根市須越町)の駐車場は、バイクであふれていた。その数、51台。ライダーたちは店内で、近江牛のハンバーグや、「琵琶湖の宝石」とも称されるビワマスの刺し身をほおばっていた。
魚清は地元の食材を使った料理が売りで、創業約50年。びわツーを考えたのが、2代目社長の林清和さん(56)だ。17日にライダーたちが駆けつけた様子を見て、「大満足、やってよかった」と笑顔を見せた。
コロナ禍になってからは苦し…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル