ライバル同士が女性誌で語った気候変動 メディアは希望になれるか

メディア空間考 香取啓介

 5月、気候変動報道にかかわる新聞記者を集めた座談会に参加した。

 企画したのは、講談社女性誌「FRaU」だ。同誌は、以前からジェンダーやSDGs(持続可能な開発目標)などのテーマも積極的に取り上げている。司会を務めたウェブ版の編集長、新町真弓さんは「いまを知ることは、ファッションやライフスタイルと同じぐらい、読者にとって大切だ」と話す。

 ただ、気候変動は「誌面の記事をネットに切り出しても読まれない」と悩んでいた。それは新聞記者も同じだ。

 気候変動の影響は将来にわた…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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