ライフジャケットで子どもの命守りたい 自治体貸し出しへクラファン

 自治体からライフジャケットを借りられる仕組みを全国でつくって、水辺で遊ぶ子どもたちの命を守りたい――。ライフジャケットの普及に取り組む高松市の自営業、森重裕二さん(47)がクラウドファンディング(CF)で資金を募っている。8日まで。まずは5県に寄贈する。

 森重さんは「ライジャケサンタ」と名乗り、水辺で遊ぶ子どもたちへのライフジャケット着用を呼びかけている。サンタのように子どもたちにライフジャケットを贈りたい、自分以外の大人も子どもに贈ってほしい、との願いを込めた。

 学校などへ無料でライフジャケットを貸し出す仕組みを導入してほしいと、46都道府県に問い合わせた結果、5県から前向きな返事が届いた。

 大分県に30着、埼玉、長野、静岡、秋田の4県にそれぞれ50着ずつを寄贈することを目標に、3月31日からサイト(https://readyfor.jp/projects/lifejacketsanta)で寄付を募り始めた。

 約1カ月で当初目標の125万円を達成。さらに、ライフジャケット普及啓発の絵本を寄贈する資金に充てるため、200万円を目指して募金を続けている。

 活動の原点は、滋賀県甲賀市

この記事は有料記事です。残り588文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment