ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に出場する南アフリカ代表が2日、事前キャンプ地の岐阜県関市で、歓迎のセレモニーに出席した。選手8人やマネジャーらが市役所を訪問。市民や市職員約100人が出迎え、琴の演奏や居合の実演などで歓迎した。
南アフリカ代表は、8月30、31日に分かれて関市に到着。1日には練習も公開した。6日に日本とのテストマッチ(埼玉・熊谷)を控えている。歓迎セレモニーでは、岐阜県ラグビーフットボール協会の田代正美会長が「世界的な強豪チームが地方都市でキャンプを行うことは一生に一度の夢のようなできごとで、大変うれしい。3度目の優勝を成し遂げられるよう応援します」と歓迎した。
代表チームのハンドレ・ポラード選手は「すばらしい機会をいただき、誇りに思っている。人々との交流や文化に触れることを楽しみにしている。昨日の練習ではあたたかい応援をいただき、もっとがんばろうと感じた」とあいさつした。
代表チームからはサイン入りのジャージー、関市からは日本刀の模擬刀などが贈られ、市立富野小の6年生らが選手らにエールを送った。選手らは4日までの滞在中、市内の小中学校などを訪問する。W杯では開幕翌日の21日にニュージーランド(NZ)とぶつかる。(板倉吉延)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル