米国のブランド、ラルフローレンが“グランドスラム“に王手をかけた。このたびテニス全豪オープンの「オフィシャルアウトフィッター」に選ばれたのだ。来年から、審判や球拾い係が着る公式ウェアを提供する。現在もウィンブルドン選手権と全米オープンの公式ウェアを手がけており、世界4大大会のうち全仏を除いた3大会のサプライヤーとなる。
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同ブランドのデイヴィッド・ローレン最高マーケティング責任者兼最高イノベーション責任者は朝日新聞の取材に書面で回答し、全豪との提携で期待することについて「未開発の市場での戦略的拡大」など野心をのぞかせた。一方、コロナ禍によるファッションの在り方の変化に対しては、熟考している心境も吐露した。
ウェアはラルフローレンの「ポロ・ラルフローレン」。全豪への供給についてローレン氏は、「ラルフローレンは50年以上、スポーツの世界からインスピレーションを得ており、ブランドのDNAに浸透してきた。私たちは米国のブランドだが、スポーツの言語は普遍的だ。変わらないブランドの精神が評価されたと考えている」とする。
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デザインは3大会それぞれに個…
2種類
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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