ランウェー照らす忘れた夢 絶望の先の「かわいい」世界



 ミニのウェディングドレス、淡いピンクのスーツ、こいのぼりの生地を使った鮮やかなドレス。スポットライトを浴びるモデルのなかには、杖をついている人や、車いすの人もいる。

 こんな世界があるなんて。福岡・天神で一昨年秋にあったファッションショーの客席で、樋口夏美さん(18)はステージの光景に目を奪われた。

 小さいころからかわいい服を着るのが好きだった。将来の夢は、服飾デザイナー。小学4年の「2分の1成人式」でそう書いた。

 だが、脊髄(せきずい)性筋萎…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment