パソコンやサーバーのデータを暗号化し、復元と引き換えに身代金を要求するコンピューターウイルス「ランサムウェア」による被害の申告が、昨年は計146件警察に寄せられた。警察庁が10日、発表した。被害は増え続けており、警察庁は「世界中で被害が広がり、市民生活への影響も出ている。対策を急ぐ必要がある」としている。
警察庁はランサムウェアによる被害状況を2020年から集計している。20年下半期の21件から、21年上半期は61件と急増、下半期も85件とさらに増えた。
21年の計146件は33都…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル