神戸のラーメン店「もっこす」がアルバイトの留学生を労働時間の上限を超えて働かせたとされる事件で、留学生に2枚のタイムカードを使わせていたことが捜査関係者への取材でわかった。違法性を認識したうえで偽装した疑いがあると兵庫県警はみている。
外事課によると、入管法違反(不法就労助長)の疑いで15日に逮捕されたのは「もっこすフーズ」社長の内田阿ソ彦容疑者(43)。
逮捕容疑は4~9月、神戸市内の店などで、ベトナムと中国国籍のアルバイト計3人に、留学生の労働時間の上限として法令が定める1週間28時間を超えて働かせたというもの。
県警は10月、店の関係先の家宅捜索で3人についてそれぞれ2枚のタイムカードを押収した。週28時間を超えないよう2枚に分けて記録していた形跡があったという。実際には50時間以上働く週もあったと同課はみている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル