ラーメン店で店主死亡、口の中で発砲か 暴力団関係者とみて捜査進む

 22日午前11時10分ごろ、神戸市長田区東尻池町9丁目のラーメン店「龍(りゅう)の髭(ひげ)」の従業員から「店主が血を流して倒れている」と119番通報があった。

 県警によると、店主とみられる50代くらいの男性が病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。

 CTの画像で男性の頭部内に銃弾が確認され、県警は殺人事件と判断して長田署に捜査本部を設置した。

 県警は、男性が暴力団関係者でもあるとみて身元の確認を進めており、主に暴力団対策課が捜査にあたり、暴力団の関与の有無などを調べる。

 捜査関係者によると、現場で拳銃は見つかっていない。けがの状況などから、拳銃は男性の口の中で発砲された可能性があるという。県警は24日にも遺体を司法解剖する。

 県警によると、男性は厨房(ちゅうぼう)内で倒れており、頭から血を流していた。当時、店に客はおらず、買い物に出ていた従業員が店に戻った際に発見したという。

 現場は神戸市営地下鉄海岸線苅藻駅の東側近く。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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