大村秀章・愛知県知事に対するリコール署名の偽造事件で、地方自治法違反(署名偽造)の疑いで逮捕された運動団体事務局長の田中孝博容疑者(60)が運動中、有権者が署名簿を見ることができる縦覧について、再三、県選挙管理委員会に問い合わせていたことがわかった。
県警もこうした経緯を把握し、田中容疑者が偽造の発覚を警戒していた可能性があるとみている。
朝日新聞は、田中容疑者が昨年9月~今年3月に県選管の担当者と電話でやり取りした音声の録音データ20件分を入手した。
県選管や録音によると、田中容疑者は署名集めが始まって間もなくの昨年9月ごろ、署名数が必要数(約87万筆)に達した後に有権者が署名簿を見ることができる縦覧の手続きについて問い合わせた。
そして縦覧に来た人が自分以…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル