静岡県伊東市富戸の伊豆シャボテン動物公園で放し飼い展示していたリスザル12匹が先月から行方不明になっている。園では盗まれた可能性が高いとみて伊東署に届け出た。解決に直結する情報には最大100万円の謝礼金を出すとしており、情報提供を呼びかけている。
中村智昭園長によると、いなくなったのは、約20万平方メートルの園内で放し飼いにしていた25匹のうちの12匹。1月19日から23日にかけて、毎朝の餌やりの際に少しずつ減っているのがわかった。園の外周には電気柵があり、防犯カメラを設置している。サルが外に逃げ出したり、肉食動物に襲われたりした形跡はないことから、夜間に何者かに盗まれた疑いが強いという。園内にはほかに池の中の島に21匹のリスザルがいる。
同園は、放し飼いにした動物に入園者が間近で接することができる展示方法が特徴で、1匹ずつ名前がつき、人なれしたリスザルは人気の動物だった。リスザルは小型でペットとして取引もされ、1匹50万円以上するという。(石原幸宗)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment