リニアのトンネル工事でまた崩落事故、1人けが 長野

 JR東海は8日、リニア中央新幹線の伊那山地トンネル(長野県)の工事で、崩落事故が発生し、作業員1人が落下した土砂で右足に軽傷を負ったと発表した。リニアのトンネル工事をめぐっては、10月27日に作業員2人が死傷する事故が起きていた。

 同社によると、8日、伊那山地トンネルの本線につながる作業用トンネル(斜坑)の工事現場で事故が発生した。トンネル先端を爆破するために作業員が爆薬を詰めていたところ、現場の監視責任者が斜坑内の異変に気づき、逃げるように指示。逃げ始めたところ、作業員に崩れてきた土砂が当たった。

 作業員は工事会社の車で病院に搬送され、右足ふくらはぎの筋肉の炎症だった。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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