JR東海の金子慎社長は、リニア中央新幹線の開業時期について「だんだんと状況が厳しくなっていることは確かだ」と改めて懸念を示しました。
2027年に開業を目指すリニア中央新幹線の工事を巡っては、南アルプスのトンネル工事によって大井川の水の量が減るとの懸念から、静岡県との協議が難航していて、本格的な工事に着手できない状態が続いています。
24日の定例会見で、JR東海の金子慎社長は、リニア開業の時期について「だんだんと状況が厳しくなっていることは確かだ」と改めて懸念を示した上で、「現時点で開業時期を変えるつもりはない」と述べ、地元の理解を得ながら引き続き2027年の開業を目指す考えを明らかにしました。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース