探査機「はやぶさ2」による温度計測の結果、小惑星「リュウグウ」の岩石は、つまんだら砕けるくらいスカスカらしいことがわかった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが、17日付の英科学誌ネイチャーに発表した。リュウグウができた過程の解明につながりそうだという。
発表によると、はやぶさ2の赤外線カメラで調べたリュウグウ表面の温度は、太陽が当たる昼間はセ氏30~60度ほど、夜は零下50度以下だった。地球で見つかった隕石(いんせき)と比べて温まりやすく、冷めやすい傾向があったという。岩石に隙間が多いためとみられる。
岡田達明准教授は「リュウグウ…
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment