サッカーの3大タイトルの一つ、ルヴァン杯の決勝(4日)で浦和レッズを2―1で破り、初優勝したJ1アビスパ福岡が6日、福岡市内で祝勝会を開いた。大勢の市民が駆けつけ、クラブ史上初のタイトル獲得を拍手で祝った。
市役所(中央区)前のステージ上に午後6時すぎ、長谷部茂利監督と選手らが登場。優勝トロフィーが除幕されると、2千人収容の広場を埋めた市民から歓声が上がった。
長谷部監督は前半5分で先取点を奪った試合展開について「プラン通りではあったが、(得点が)早かった」と説明。「今日の祝勝会や決勝に集まったサポーターの数に驚いた。そこにチームの成長を感じた」と応援への感謝を述べた。
夜勤明けで駆けつけたという放射線技師の松本佳子さん(33)は、父の影響で小学生のころから応援しているといい、「弱い時を知っているので、優勝は感無量で涙が出ました。これから(野球のソフトバンク)ホークスぐらいに人気になればうれしい」と話した。
地元のクラブチームでサッカ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル