ルールを破れ、「英国式」日本校 ラグビー発祥の名門

日本校の設立を計画する英ラグビー校の校長 ピーター・グリーンさん(54)

 ラグビー発祥の地として知られる英名門ラグビー校の校長、ピーター・グリーンさん(54)が来日し、3年後に日本校を開く構想を発表した。めざすのは「単なるインターナショナルスクールではない、英国式の学校」だという。

 芝生の校庭で196年前、フットボールの試合中に1人の生徒がボールを持って走り出した。そこから新たなスポーツ、ラグビーが生まれた。「ルールを破る」ことの大切さは今も校訓として残る。

 「我が校でフットボールといえばラグビーのこと。イングランド代表は我が校の最初のチームと同じ色のものを着ています」

 13歳からの5年間、男女別の寮で寝食をともにする英パブリックスクールの名門だ。W杯中に来日し、3年後に東京に日本校を開く計画を発表した。北海道に野外活動やスポーツ用の施設もつくる。

 「全人格教育をめざす英国式教…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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