ルーレット族の3台が首都高で多重事故、1人死亡 環状線5周目で

 5日午前4時45分ごろ、東京都中央区築地5丁目の首都高速都心環状線(外回り)で乗用車3台が絡む事故があり、このうち1台を運転していた男性(22)が死亡した。警視庁は、3台が首都高の環状道路を深夜に高速で走る「ルーレット族」と呼ばれるグループとみている。

 高速隊によると現場は片側2車線の道路で、男性の車が中央分離帯にぶつかり、後ろからきた別の車が追突した。その後、もう一台も2台目に接触したという。高速隊は、2台目を運転していた大学生の夏目智弘容疑者(22)=千葉県柏市手賀の杜2丁目=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕した。容疑を同致死傷に切り替えて調べている。

 同隊によると、死亡した男性と夏目容疑者は仲間5人で車4台に乗り、午前2時ごろから都心環状線を法定速度(時速60キロ)を大幅に超えるスピードで周回していた。5周目で事故が起きたという。夏目容疑者は「新年にせっかく会ったので、ドライブに行こうという話になった」などと説明しているという。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment