日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに逃亡したことを受け、在レバノン大使館の大久保武大使が7日、レバノンのアウン大統領と会談した。大使はゴーン前会長の出国について「誠に遺憾であり、我が国として到底看過できるものではない」と伝えた。
大使は、前会長が不法に日本から出国したとして、「我が国として重大な関心を有する」と表明。レバノン政府に対し、事実関係の究明を含め必要な協力をすることを求めた。
これに対し、アウン大統領は、「レバノン政府は(逃亡に)まったく関与していない」と明言。「レバノンは日本との関係を重視しており、日本側からの協力要請には全面的な協力を惜しまない」と述べたという。(ベイルート=高野遼)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment