小泉進次郎環境相(38)は22日(日本時間23日)、米ニューヨークの国連本部で開かれた環境関連会合に出席し、国際デビューを飾った。会合の演説冒頭から流暢(りゅうちょう)な英語で軽妙スピーチを披露して会場の笑いをゲット。日本での脱炭素社会の実現に向けた取り組みを紹介し「私たちは今日から変わる。世界の脱炭素化を一緒に達成したい」と各国政府に協力を呼び掛け、熱い拍手を浴びた。
国連デビューを果たした進次郎氏。会合直前に行われた記者会見では、飛び出した“進次郎節”が注目を集めた。
「気候変動のような大きな問題への取り組みは、楽しく、かっこよく、そしてセクシーでもあるべきだ」
海外メディアを交えた会見で、気候変動に対する取り組みへの質問に、進次郎氏は英語でそう答えた。
「政治には、さまざまな問題があって、時に退屈だが」との言葉に続けて口にしたものだったが、これにロイター通信が反応。「日本の新しい環境大臣が、気候変動との戦いは『セクシーに』と発言」との見出しで世界に打電。会合での演説よりも、会見で披露した独特な表現を強調した。
また、ロイター通信は進次郎氏について、「カリスマ的な元首相の息子」とし、さらには“ポスト安倍”として最も人気な「日本政界のライジングスター」と紹介した。一方、会合で「脱炭素化を達成したい」と表明した演説については、「(具体的な)詳細には触れなかった」と指摘した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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