ロコ・ソラーレ、地域創生でも活躍 カーリングでもたらしたお金と人

 北京冬季五輪カーリング女子日本代表ロコ・ソラーレは20日、五輪初の決勝に臨む。4年前の平昌(ピョンチャン)大会で銅メダルをつかむと全国的に脚光を浴び、一大ブームを巻き起こした。地域創生を掲げ、地域とともに成長をめざす「ロコ」が、この4年間に本拠地の北海道北見市にもたらしたものとは。

 2018年2月27日、北海道大空町の女満別空港には、平昌から帰国したロコ・ソラーレ(当時のチーム名はLS北見)のメンバーをひと目見ようと約500人が詰めかけた。

 メンバーの明るさとはじける笑顔で人気が沸騰した。試合中に交わされる「そだねー」の相づちは、その年の流行語大賞に。試合のハーフタイムに菓子や果物を食べて栄養補給をする様子は「もぐもぐタイム」と呼ばれ注目された。

 「感動しました」「カーリング支援に役立ててほしい」。ロコのメダル獲得後、北見市にはそんなメッセージが添えられて、ふるさと納税の寄付金が急増した。

 市地域振興課によると翌3月…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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