ドルチェ&ガッバーナが2021年秋冬ウィメンズコレクションをショー形式の映像で発表した。「NEXT CHAPTER(次の章)」を
テーマに、1990年代のファッションなどを織り込みながら、にぎやかな装いを披露した。
赤や黄色、青といった鮮やかな色がまぶしい。メタリックな輝きを放つパンツやミニスカート、肩の線を強調したジャケット、じゃらじゃらと長いネックレスなどがゴージャスだ。ブランドによると、「クラシックなスタイルをコンピューターで読み直し、データ送信をしたときに、突然の不具合によって思いがけない形やボリューム感、ディテールが生まれる」というイメージで作られたという。デジタルのノイズを思わせる柄も使われている。
イタリア技術研究所のロボットも、バッグやアクセサリーをさげてランウェーに登場した。デザイナーのドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナは、「ファッションはいつの時代も、遠く離れたいくつもの世界が混ざり合った結果として生まれてきました。テクノロジーが本当に私たちのニーズや情熱に応えるものであるなら、職人とロボットは共存することができるでしょう」などとコメントした。(神宮桃子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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