東京・二子玉川のレストランで、SF映画に出てきそうな接客ロボットが活躍している。100席の店内を縫うように動き回り、サラダをお客さんの元へ届ける。その狙いは客とスタッフとの「非接触」と「非対面」。コロナ時代の「新しい接客」だ。
「15テーブルのお客様、お料理をお持ちしました。お取りください」
高さ約1・2メートルのシンプルな形をしたグレーのロボットが、サラダを載せて客席に滑り込んできた。前面のディスプレーの「目」がにっこりした表情になり、「受け取り後、僕のおでこをなでてください」と催促する。
客が皿を取り、ロボットの上に手をかざすと、「ありがとうございます。お食事、楽しんでくださいね」と話して、サラダバーに戻っていった。
ロボット2台を導入したのは、二子玉川駅近くの百貨店「玉川高島屋」(東京都世田谷区)に入るレストラン「THE GALLEY SEAFOOD & GRILL(ザ・ギャレイ・シーフード・アンド・グリル)」。7月にオープンし、シーフードやステーキなどグリル料理とともに、オーダースタイルのサラダバーを提供する。
流れはこうだ。客は自分の席で…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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