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23日に来日したローマ教皇フランシスコは24日、被爆地・長崎から、平和のメッセージを発信した。
74年前、上空で原子爆弾がさく裂した長崎市の爆心地公園。
朝から激しい雨が打ちつける中、教皇は、午前10時すぎに姿を現した。
大勢のカトリック関係者や市民が待つ中、教皇フランシスコは、原爆落下中心碑に花を手向け、原爆犠牲者を悼んだ。
そして、核兵器廃絶へのメッセージを世界に向けて発信した。
ローマ教皇フランシスコ「核兵器から解放された平和な世界。それは、あらゆる場所で、数え切れないほどの人が熱望していることです。この理想を実現するには、すべての人の参加が必要です」
会場には、原爆投下直後の長崎で撮影された「焼き場に立つ少年」の写真も掲げられた。
教皇は2018年、この写真をカードにして、世界の教会関係者に配っていて、撮影した従軍カメラマンの親族と言葉を交わす場面もあった。
教皇は、長崎でのキリスト教の殉教の地も訪れていて、午後からは、野球場でおよそ3万人が参加するミサも行われる予定。
(テレビ長崎)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース