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アメリカでは、ファイザー社が新型コロナウイルスのワクチンの承認を当局に申請していて、早ければ来月11日に接種が始まります。承認までの流れはアメリカもほぼ日本も変わりませんが、日本人への有効性や安全性の確認のため原則、国内での臨床試験を実施する必要があります。ファイザー社の日本法人によりますと、現在、日本国内でも臨床試験を行っているといいます。ファイザー社は、この臨床試験で得られたデータと、海外でのデータを基に厚労省に承認の申請を行う予定です。その後、承認が得られたら、接種ということになりますが、急ピッチで進むワクチン開発。安全性への不安はないのでしょうか。 ◆感染制御が専門の順天堂大学・堀賢教授に聞きます。
開発というのは、承認されれば終わりというわけではありません。100万人に打って7、8人に重篤な副反応が出てくると、開発中止になるというのが過去の例でした。まだ4万人規模ですので、まだまだ足りない。そういった意味では、安全性は未知数です。しかも、今回のワクチンは特殊なので、本当に安全なのか、どうか様子を見ないといけません。アメリカでのワクチン接種の効果を確認しながら、日本で始めるということが良いのではないかと思います。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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