新型コロナウイルスの影響で休校が長引くなか、一度も登校していない小学1年生たちがいます。配られた課題など自宅での学習を求められても、授業の経験がないため「集中して取り組めない」「学習リズムをつくれない」と保護者からは不安の声が上がっています。感染者が少ない地域では授業を再開した学校もあり、今後生まれる差をどう埋めるのかも課題になりそうです。
「小学校ごっこをしようと誘うと、保育園ごっこになってしまう。登校したことがないから、学校生活を想像することができないんです」。この春、長女が大阪市立小学校に入学した女性(47)はこう嘆く。
女性も夫も在宅勤務となり、長女の学習を自宅でみている。学校から配られた数字やひらがなの課題プリントを1日2枚、ほかに市販のドリル、通信教育などに取り組ませている。ただ、長女だけだと集中力がすぐに途切れ、親がそばにいないと進まない。女性は「仕事があるので、子どもより自分のスケジュールが優先になってしまう」。
記事の後半では、小1の子どもを持つ現役教員が、自宅で学ぶためのコツを紹介します。
文部科学省は5月1日、小1と…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル