「外出自粛、最低限の買い物のみ、となると花屋なんて、一番に不要とされる仕事だと思ってました」。そんな花屋店員のツイートが拡散しています。「花って不要じゃないんだ」と思えるようになった経緯について聞きました。
大阪府内の花屋で働く木村咲さん(33)。木村咲はペンネームで、花屋を舞台にした「いつかの恋にきっと似ている」(スターツ出版文庫)などの著書があります。
新型コロナウイルスの影響が出始めたのは2月ごろ。会社の送別会などが中止となり、卒業式も縮小され、花束の注文のキャンセルが増えました。
外出自粛が呼びかけられ、緊急事態宣言も出されたことでほとんどのイベントが中止に。ピアノの発表会などの注文はほぼゼロになり、飲食店向けに届けることもなくなりました。ギフト関連の花が減ることで客単価が下がり、売り上げも減少しました。
そんな状況の中、変化が出始め…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル