大阪府の吉村洋文知事は21日、2025年大阪・関西万博までに、開催年と同じ2025本の桜を植樹すると明らかにした。万博機運を高める狙いで、来年度から市民らの寄付を受け付ける。
植樹場所としては、府内の河川敷や公園といった公共用地を中心に民有地も検討。万博会場となる大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま=大阪市此花区)周辺でも、塩害に耐えられる品種を植えたいとしている。
幼木の植樹にかかる費用は概算で1本15万円ほど。2025本では単純計算で約3億円が必要となる。今後経費を精査して、1口あたりで求める寄付額を決める。
万博開催は桜の時期を過ぎた5月からだが、吉村知事は「開幕の1カ月前には、さまざまなプレイベントが行われる。その時期に桜が花開くことにインパクトがある」と強調した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース