2025年開催の大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は5日にあった大阪府議会で、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のライセンス運営管理事業者に広告最大手「電通」などでつくる共同企業体(JV)を選び、11月末に契約を締結したことを明らかにした。
電通は、東京五輪・パラリンピックのテスト大会業務をめぐる入札談合事件で、東京地検特捜部や公正取引委員会から独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで家宅捜索を受けている。
ライセンス事業の募集要項では、法令や公序良俗に反するおそれがあれば、契約を解除する場合があると定めている。5日の府議会で、大阪維新の会の角谷庄一府議は、「捜査が入っている状況で契約するのは(要項に)抵触しないのか」と指摘した。
同協会の担当者は、府などか…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル