2025年大阪・関西万博の準備状況を視察するため、経済産業省の牧原秀樹副大臣が20日、万博会場に予定されている人工島、夢洲(ゆめしま=大阪市此花区)を訪れ、吉村洋文・大阪府知事や松井一郎市長らと意見を交わした。
この日は万博の運営主体「日本国際博覧会協会」の石毛博行事務総長が50分ほどかけて夢洲を案内。牧原副大臣は視察後、吉村氏や松井氏らと面談し、「万博は2020年東京五輪以降の日本で最大の希望の星。成功に導くべく全力を尽くす」と述べた。
意見交換後、吉村氏は記者団に「万博会場で空飛ぶ車を運行するとか、新しいことは国の規制緩和がないとできない。法改正をお願いした」と説明。松井氏も「スーパーシティ法案とか万博特措法とか、いま法律を仕上げてもらわないと間に合わないと伝えた」といい、副大臣からは前向きな回答が得られたという。
視察は9月に経産相が交代したことを受けて実施された。菅原一秀経産相も視察予定だったが、台風19号による災害対応のため取りやめたという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース